麻雀をしたことがありますか?
最近ではゲームではやったことがあるけれど、
実際にやったことはないという人が多いらしい。
一方で、ゲームから入門して麻雀をやるように
なったという人も増えているらしい。
そんな中に、松島桃(まつしま・もも)さんがいる。
彼女は日本プロ麻雀協会所属の人気女流雀士の一人
なのですが、なんと京都大学法学部卒だと知ってびっくり。
法学部ですよ!! 入学するだけでどれほど難関かは
ご存じでしょう。
水谷葵(水谷・葵)さんは、なんと東大大学院卒なんです。
松島さんも水谷さんも、ご両親はどう思ったのだろうなんて、
いらぬ心配までしてしまいます。
もちろんかなり以前から高学歴のプロ雀士はいたのです。
井出さんも東大卒でした。私は井出さんの「東大式麻雀」
という本を買って覚えましたが、それを見て妻が笑いました。
麻雀は本で覚えられるものではない・・と。
60歳を目の前にして麻雀をはじめ、これまでに約20年。
最近になって、プロのテレビ中継を見ていて(5年間も)
やっと、やっと麻雀のことが分かってきました。
今頃わかっても仕方ないけど、結果的には溺れることもなく、
よかったなと思っている。
ところで、どういう訳か、だれがそういう風にしてしまったのか、
麻雀は品がないものだということになっている。
私もそう思っていた。
しかし、日本の麻雀の歴史を見るととても上品なスタート
だった。我が家には、天皇が麻雀をしている映像もある。
下品なゲームだと思われるようになったのは、戦後の一時期の
荒れた世相から、そういう流れになったのだろう・・と思う。
ゲームとして、これほど面白い、難しいものがほかにあるだろうか。
井出さんは、下品な麻雀と言われないような、健全な「健康麻雀」に
尽力されているようである。