中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

安倍首相は政治陰謀の優等生

 尖閣諸島と中国問題、 特定秘密保護法案の強行採決、韓国との
断絶的な関係を敢えて作り、近隣の中国、韓国との外交がほぼできない
状態は、北朝鮮の不穏な動きの中ではあってはならないことだと思う。
 しかし、安倍さんは敢えて近隣国との「緊張感」を演出しているかのようだ。
日本の守りを固めなくてはならない、という強い意志を示し、アメリカとの
安保条約を頼りにしていることを強調している。
 辺野古移転問題などで、長い間にわたってごねていた仲井ま沖縄県
知事を都内病院に検査入院させ、辺野古の埋め立て承認を表明させた。
 すべて一連の流れのなかで行われていることに気が付いている人が
いるだろうか。
 そうしておいて、靖国神社参拝で、ますます近隣諸国との緊張を増幅
させるという演出をして見せた。次は何をやろうとしているのだろう。
 そもそも成果というものは「陰謀」と無縁ではない。
議員は選挙民のことで頭がいっぱいだ。次回の当選に向けて毎日頑張って
いるのであって、「国の百年の計」のために頑張っている議員は一握りも
いないのではないか。
 所属する政党に寄付してくれる企業が団体が何より大事だろう。だから、
寄付してくれる企業や団体が儲かるように「法律」を作る。その法律で
儲かった金を議員個人や所属党派に還元してもらって次回選挙に備える。
 そういうことにならないように、大選挙区から小選挙区にしたのだったが、
小選挙区になって、あちらの党に300議席、今度はこっちに300議席という
ぎっこんばったん選挙になってしまった。議員の選挙民第1主義はより大きく
なって国政よりも選挙民対策が活動の中心になっている。
 政治家は何から何まで「陰謀」で成り立っているのだから、庶民はなおさら
政治離れしてしまう。
 辞書で「陰謀」をしらべると「 ひそかにたくらむ悪事。また、そのたくらみ。
「―を企てる」「―に加担する」
 法律で、二人以上の者が一定の犯行行為について計画・相談すること。」
とある。
 安倍首相は、どうも政治的陰謀の名手かもしれない。安倍自身が
そうなのか、陰で操っている複数の人影があるのかどうか。
 褒めているのではない。このような小手先の陰謀事は、悪い結果を招くこと
間違いないからである。どこに向かうのか安倍首相と言いたい。
アベノミクスは、決して成功していない。騙されてはいけません。
東電の汚染水問題と同じで、どうにもならないのが現実なのです。