今日は天皇陛下の80歳の誕生日。決して健やかにこれまで
お過ごしになったのでない中で今日の誕生日を迎えられたことを
心からお祝い申し上げたい。
なんども書くようだが、両陛下のスケジュールは、とても過密で
あり、以前から両陛下のご健康を案じていた。
なにも知らない人たちは、両陛下は日常は何もしないで過ごされて
いるように思っているようだ。毎日遊んで暮らし、時折に国費で旅行を
する無駄な存在と公言する人も少なくない。
私は直接に両陛下からお伺いしたから断言できるが、われわれよりも
ずっとずっと過激なスケジュールの中で過ごされていいる。
この前もインドへ行かれたが、両陛下がいかれることに大きな意義が
あることも知っておいてほしい。
安倍首相が行くよりも皇太子が参列することの方が、外国では大きな
意義をもつ。日本人が考えている何倍も外国では皇室の活動が高く
評価されている。
お元気がないことをとても案じている。
あの優しい、とても賢明な、そしていたって謙虚な皇后がいつまでも
陛下のおそばに寄り添っていていただきたいと、心から願うものである。
インドと言えば、1999年に皇后がインドでのある大会(今ちょっと度忘れ
しているが幼児本に関するものだった)に参加してスピーチされる予定
だったが、体調をこわされたためにビデオに録画して大会に送ったことがあった。
私が、そのビデオのことを「とても素晴らしいスピーチでしたね」と申し上げた時、
皇后が「とんでもございません、馴れないことをいつぃまして、恥ずかしゅうござい
ます」と身をよじらせながら仰った時のことが忘れられない。
美智子様と言えば、その時のことが最も印象的だった。そう・・握手していただいた
時の、手の感触も感動的だった。