中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「中国共産党」の焦りが危険

 中国共産党』と言っても、何のことかさっぱり知らない若者が多くなった。
でも、ここではそれを説明している余裕はないので、各自で調べていただきたい。
 
 今では、「日本とアメリカが戦争したなんて知らなかった』という若者が増えて
いるのだから、日本と中国が戦争下と言ってもピンとこないかもしれないほど
歴史観がなくなってきている。
 外国旅行をしても、その国のこととか、日本とのかかわりなどを一切調べないで、
「うわ~~、すげぇ」「すご~~~い」を連発して名所旧跡の観光に明け暮れて
いるのかもしれない。
 
 さて、中国共産党のことだが、中国国民党共産党はかなり前から反目し合って
いた。日本軍と国民軍が戦っている時、日本軍は共産党軍とも戦わなければなら
なかった。その一面で国民党軍と共産党軍も一時休戦以外では戦っていた。
 日本で言うところの戦後、国民党軍と共産軍の熾烈な戦いが再開し、やがて
国民軍は台湾に逃げ込んでしまって共産党軍が大陸を支配したというわけだ。
 
 その共産党政権は、長い間経済不況に苦しんできた。文化大革命天安門
広場事件などは、是非学習して知っていてほしい。
 やがて共産主義ではあるけれど、経済を解放するという、共産主義では考えられ
ない様な転換を見せて、現在の経済繁栄を手に入れた。
 しかし、現実をみると共産党官僚などの富が大きくなり一般国民、特に地方の
生活者は経済格差に泣かされている。共産党とは、「国民がみな平等』が旗印
なのに、今ではそれが崩れてしまっている。
 尖閣諸島をめぐる問題で、中国政府は国民を煽ってまで日本人経営の会社
にデモをしかけて、謀略の限りをつくした。そして『愛国的行動』としてそのすべてが
許されるという。
 今回のデモの中に『毛沢東』のTシャツを着た人が多かったが、それは、中国政府に対する批判とも受け止められる。毛沢東主席が唱えたような『国民・みな平等』
をもとめる国民の声だと思う。中国共産党は壊滅して、資本主義の道に入るのか、
内部分裂するのか、歴史的な内部崩壊にまで至るのか、やがて内戦にまで発展
する可能性だってある。また、極端な弾圧が起こるかもしれない。
 なぜならば、中国の歴史がそれを物語っているからだ。歴史は繰り返す。
日本のと言う『仮想外敵」を仕立てて。日本攻撃によって国民の目をごまかそうと
しているが、今後の動向によっては、日本が危険地帯に引きずり込まれる可能性
が大である。