中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

国歌斉唱時の起立について

 最高裁で国歌斉唱時の起立を強制することは違憲ではないとの
判決が出た。大阪府では橋下知事が国家斉唱時に起立を
義務づけると主張しているのと時を同じくしたので、今後この
問題が論議されるだろう。
 私の意見を書いておきたい。
国歌斉唱時に起立するのは、世界各国の常識であって、なにも
取りたてて騒ぐほどのものでもない。
 「君が代」の歌詞が気に食わぬとか、国歌と制定された経緯が
いけないなどと言う意見があるようだが、そのようなことを言う人は、
世界中の国歌の歌詞を知っているのだろうか。
 民主主義国家の多くの国の国歌は、どれもこれも血生臭く、普通の
神経では聴くに堪えないないようなのだ。それらの国の国民が、
みんなあのような歌詞に納得しているとは、とても思えない。
 それでも国歌が流れれば、胸に手をあて国歌に敬意を表している。
君が代が気に食わぬと、国歌斉唱時に起立しないのは、単なる
無知か恥知らずかだろうと思う。
 歌詞が気にくわねば、曲まで気に入らぬのだろうか。外国に住んでいて
国歌が聞こえてくると涙がこぼれそうになるほど嬉しいものなのだ。
国歌の有り難さを分かってくれば、その涙の意味も分かるだろう。
 我々が、日々どれだけ国家に守られているか、多くの人たちは知ら
ないのだろうと思う。それを知らしめる努力を政府もやらなければなら
ないのではないか。
 国家は、好き嫌いの問題じゃない。嫌いなら外国人になることだ
日本と言う国家に住んでいて、国歌が嫌いなどと言うのはやめよう。