先ほど、ビートルズについて書きましたが、来日時の
沸くような人気はどうして起こっていたのか不思議だった
からなのです。 わたしだけが何も知らなかったようで
悔しいですが、あの当時のフアン達は分かっていたのだろ
うか？というと怒られそう。
日本の歌は、歌詞がそっくり耳に入ってきて理解できるだけに
感動も起こる。曲と言うより歌詞に聞き入っていたのかもしれない。
だが、外国の曲は、歌詞の意味が伝わってこない。楽曲が素晴らしい
からいいという人もいるだろうが、楽曲だけでは物足りない。
もちろん、クラシック音楽には歌詞などついてはいないが、それで
充分楽しめている。私は15歳でクラシックの魅力にひかれてしまった
のだから。 だったらビートルズもそれでいいでしょう・・という
訳にもいかないのは、やはりロックというものになじみがなかったと
言うよりほかはなさそうだ。
しかし、ビートルズが英国で最初の2年間に700万枚も売れたという
のはやはり歌詞が良かったからではないかと思う。どの曲にも素晴らしい
歌詞がついている。 私たちがよく知っているイエスタディの歌詞もいい。
イエスタディの歌詞（日本語訳）
昨日までは
すべてが順調だったのに
今は何もかも崩れ去った
昨日よ もう一度来い
突然
ぼくはもうもとどおりの
ぼくではなくなってしまった
あまりにも突然に
何故
あの子はいってしまうんだろう
どうして
こんなことになるんだろう
イェスタデイ
恋とはかくれんぼみたいなもの
いまはぼくが隠れる番
昨日よ もう一度来い
何故
あの子はいってしまうんだろう
どうして
こんなことになるんだろう
イェスタデイ
恋とはかくれんぼみたいなもの
いまはぼくが隠れる番
昨日よ もう一度来い
1965年にリリースされた曲で、作詞も作曲もポール・マッカートニー
である。
