今月3日のリオ・オリンピックの選手団壮行会の席上で、組織委員長でもある
森善朗氏は「選手たちは、国家である君が代をどうして歌わないのか。
口をもぐもぐさせるだけでなく、大きな声で歌ってほしい。
君が代が歌えないような人は日本の代表選手ではない」という趣旨の
厳しい発言をした。
ところが・・・・なんと・・今日になって
「お願いをしたつもり。文句を言ったり、注文を付けたりしたわけではない」と
言っているではないか。
もっと素直に、「厳しいことを言いすぎてしまった」とか、いうべきだっと思う。
何よりも・・・あの時、ステージ上のスクリーンには「国家斉唱」ではなく
「国家独唱」と書かれていて歌手が歌っていたのだから、斉唱できるわけがない。
森氏の厳しい言い方に、とても違和感を感じた。
しかし、君が代は素晴らしい国家でもある。欧米の国家のように血なまぐさい表現が
なく、すがすがしいものだ。
強制的ないいかたではなく、もっとほかの「願い方」をすべきではなかったのか、と思う。