朝ドラ「らんまん」が終わってちょっぴり寂しい。
見終わった感想を一口に言えば、このドラマのおかげで、
「牧野富太郎」さんの素晴らしい業績を知ることが出来たことだった。
草花や樹木の名をよく知っているのは日本人の特徴で、韓国とか
中国の人は植物の名を質問されていつも困るという。
「日本人は植物の名をよく質問されますが、どうしてなんでしょう」
という話は、ずっと以前からあった。
牧野さんの業績もさるものながら、それ以前からも日本人は植物に
ついて、その名を知りたいという思いがあったようなのです。
ドラマの中の牧野富太郎さんは良い面ばかり描かれているという
意見もあるそうですが、あの当時に造り酒屋のボンボンとして生まれ育った
環境から、身勝手な部分が多かったのは事実でしょうが、そのようなことを
差し引いても、彼の業績は後世に残る偉業だったと思う。
BS3で「牧野富太郎の大冒険」というのを放送されていた。まだご覧に
なってない方は是非ともアーカイブスでご覧いただきたい。
植物採集の旅に出るという場面が多かったのですが、その最終旅行という
ものが、どれほど危険を伴うものだったのか、日本のどこを訪れたのか
映像で知ることが出来ます。これをみただけで、わたしは感動いたしました。
私生活上の問題はあっても、牧野さん偉大な業績は称えられるべきだと
思います。
ドラマが終わって寿恵子さんに会えなくなってちょっぴり寂しい。
彼女(浜辺美波)さんは、このドラマの中の姿がよく似合っていますね。
普段の彼女は前髪をおろしていますが、寿恵子さんには負ける。
ドラマの最後に、大物役者を登場させてぴしっと締めて終わりました。
それにしても、寿恵子さんは大変なご苦労の人生だっただろうとおもい
ますが、よく夫を支え続けましたね。