最近は天候が安定せず、あちこちに雷雲が発生して雷が多発しています。
ところで、雷光(イナビカリ)のことを、どうして「稲妻」というのでしょうか。
実は「稲妻」とも書きます。
空気中には、「酸素」より「窒素」の方が沢山あるのです。
窒素は植物にとってとても大切なもので、稲の成育
と実りには欠かせないものです。
現在では、(窒素肥料)を与えれば良いのですが、遠い昔の場合、雷光が稲の実りに役立つことを経験的に知っていたのでしょう。
そこで、稲の妻と名付けて歓迎していたようです。
空気中には窒素が沢山あるのですが、稲がそれを直接取り入れることは出来ませんが、稲妻の発生で空気中に窒素が合成され雨とともに降ってきて稲を実らせるのです。
ミニ話題として覚えておいてくださいね。