寝たっきりからの脱出を図り、前向きに生きようとしていた私だが、痛みには負けそうになる。
しかし、パラリンピックを見ていて思うことは、生まれた時から両腕がないと言う障害を持っている人が、できない事があるとは思ったことがないと言う強い言葉があった。
何でもできると思っていると。
また
事故などで障害者となった人は、その時のショックからどのように立ち直り、新たな挑戦を始めたのだろうかと、色々思いを巡らしてしまった。
アスリートたちは、日々努力を重ねていることがよく分かる。
ボッチャなど、見ていて簡単そうだが、さにあらず。努力に努力を重さねてこそ、あれ程のコントロールが可能なのだ。
やれる事をやる、やれない事もやれるようにする。やれないことを探すな、やれることを探せ。
そう、私もそうだ、やれる事を辛くてもやる。
やれない事も、やれる様になるように頑張るぞ。
そう思いながら、前向きに頑張っているのです。
ちょっと頑張りすぎると、翌日の痛みがひどくなる。
あと一月で87歳を迎える身としては、無理をし過ぎて、寝たっきりに戻りたくはない。
だが、やれるだろう事は、頑張ってやろうと思っている。
子供の頃からやってきた、挫けない、頼らない生き方を続けたいと思っているのです。