新型コロナウィルスを甘く見ていたのは、若者達だけではない。
菅首相も甘く見ていた一人なのだ。
コロナウイルスについて予備知識があるかないかで、考え方違ってくる。
良い例が、日本政府とドイツ政府の比較です。
ドイツ政府は閣僚が科学的に備えていたことが知られている。
新型コロナウィルスのような疫病の発生と流行が近いうちに起こりうると閣議に提議して、その時のための備えをするべきだとし、医療体制、患者の隔離などへの備えをしていたというのは凄い。
同じ時期に、安倍内閣ではベッド数を削減する法案を提出していたのだから、ドイツ政府とは雲泥の差である。
ドイツは、備えがあっためにヨーロッパ全土に及んだ大感染の中で、最も少ない患者数と死者数を保って来ている。
政治とは、先を見て国家を守ることも大切な要件なのだ。国を守るのは軍事だけではないのです。
そういう意味ではドイツ政府の疫病対策の見事さには驚きます。
提議した大臣は、誰もが理解しやすいように、ストーリー性のある提議の仕方をしたらしい。
見事というほかない。