一昨日車椅子が届いた。
室内でなんどか試しに乗ってみた。
背中と腰の状態がよくないので、いずれも数分間だけだが、少なくとも快適とはいえない。
だが、目の前に車椅子があるので考えることが多くなった。
私は、これまで車椅子に乗っている人たちに対して
どのように向き合ってきたのだろうかと、改めて考えさせられている。
自分がこれから車椅子を頼りにする生活が始まるのだと思うと、多くの車いす生活者のことに、いまさらながら思いを馳せている。
車椅子を頼りにしながらも、その人たちは自由を獲得している人たちなのだと思った。
私は今、ベッドの中にいて、室内に留まっている。
室外、屋外に出られない。その辛さは言いようもない。
だが、車椅子に乗れるようになれば屋外に出られるのだと思うと嬉しくなってくる。
1日も早く、その日を迎えたいとねがっている。
ただ、この偽関節という病気の厄介さに振り回されているだけに、その日がいつ来るかが分からない。