今日は終戦の日。こういう呼び方も政治的な判断だろう。
私は、はっきり「敗戦の日」とするべきだと思っている。
アメリカと戦争したことも知らない人もいる。
わたしは、実際にそういう大卒の人と話をした時にはショックを
受けた。アメリカとの戦争のことを話したとき、彼女は「うそ~|」と
叫んだのだった。アメリカと戦争をしたなんて習ってない・・という。
習うとか習わないとか言う問題ではないでしょう。学校なんて、人生
の1万分の1も教えられるところではないのだから、学校で習ったとか
習わなかったとかいうようなことを、今後の人生で言わないように・・と、
戒めておいたが・・。
知識として戦争を知っていても・・どうにもならない。やはり、どういう
戦争だったのかを、自ら知ろうと努力しないことには分かるはずもない。
8月になってから、戦争の記録などがよく放送されているが、どれだけ
の人が観ているのだろうか?? 多分視聴率は1%にも満たないかも
しれない。 あのひどい戦争を知らないで、思いを馳せることもなく、世界
を語れる資格はない。 世界を語るには、第1次世界大戦から第2次世界
大戦、そして朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、イラク戦争などを知らねば
ならない。 そういう世界の流れの中に日本もおかれていて無関係ではない。
あの敗戦の日からあとも、どれだけ多くの日本人が苦しみの中で、おおきな
努力をして今の日本を作ってきたことか。平和ボケの人たちには想像もつかない
だろうと思う。 もう・・語れる人も少なくなった。聴こうとする人も少なくなった。