中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

歴史を学んでほしい・・というと。

歴史をもっともっと学んでほしいというと、歴史なんて大嫌いと
いう答えが返ってくることが多いのですが・・。
多くの人たちは「歴史」「学ぶ」という言葉に惑わされているように
思います。
学校で習った歴史のことを思い出すのでしょうか?
これも何度も書きましたが・・学校で教える内容なんて、取るに足りない
程度のことしか教えてないのです。
でも、それに気づいていない人が多いのです。学校で習ったか習って
ないかなんて・・全く問題外なのです。
歴史は学校ではとても教えることなんかできません。だって、膨大な歴史を
生徒にどう教えればよいのでしょうか。
だから、学校では歴史とはこういうものなのっですよ・・と言うことを教えて
いるだけなのです。 あとは、学校ではなく、自分でどれだけ本を読むかに
かかっています。 日本の歴史も世界の歴史も自分で読むことで知るのです。
 でも・・専門的な歴史書を読んでも面白くありませんよ。役には立つでしょうが・・
たとえば、第2次世界大戦について書かれた本を最低でも20冊ほど読めば、
何かを知ることができるでしょう。左右どちらかに偏った著者が書いたものでなく
手当たり次第に読むだけでも、あの戦争のことが分かるようになります。
少なくとも「東京裁判」の本は何種類(何冊かではなく)か読んでほしい。
戦争に至った経緯を書いた本も何週類か読んでほしい(著者の目線によって
かなり書き方が違うものです)
 あの戦争を体験した世代の人たちの話を聞いてほしい。(私は昭和20年3月13日
の大阪大空襲を体験したし、鳴尾飛行場での体験などもあります)
 日本が中国と戦争を始める前に蒋介石(この名前を聞いてすぐ分かる人はいますか?)
の側近が「日本は中国と戦争を始めてはいけません。中国と戦争すると永遠の戦争に
なりますよ」と忠告していたのです。
 たしかに・・その通りでしたね。日本軍は中国政府軍を追い詰めましたが、重慶
逃げ込まれてどうにもできませんでした。そして中国には八路軍(現在の中国を作った)
もいたのです。10億以上の国民がいて、世界中に民族を播いている中国を相手にすると、
永久戦争になってしまうのですね。
だから、アメリカも中国には手を出せない。その中国が今の北朝鮮政権をどのように
考えているのか・・トランプ氏に習首相はどう伝えたのでしょうね。
そこを一番知りたいのですが・・習首相が本音をいう訳もないでしょうね。
私の世代の日本人は、子供の頃から、中国人を「ちゃんころ」と言って蔑んだのです。
そのように、教えられたのです。それには「通州事件」というのが引き金になっていたの
ですね。「ちゃんころ」と蔑む教育も日本政府による洗脳教育だったのです。
怖いですね。世界中の、どの政権もプロパガンダをやっています。自国が有利になる
情報操作と言う意味です。今の日本でもアメリカでも中国でもロシアでもプロパガンダ
やっています。だから、国民は冷静になって、本当のことをしっかる掴むことが大切なの
です。
82歳のしんどい体ですが・・日本のためを考えて書いています。しんどいんですよ。