中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ロシア兵だけではなく日本もだよ

先日、父が語っていた(ロシア兵には馬鹿が多かった)話を書きました。

でも、読んでくださった方が勘違いされている部分があるように思います。

それは私の書き方のせいでしょうが、、、

父は2度目の召集で朝鮮へわたり終戦後、武装解除されてシベリアに抑留されました。

その時の恨み辛みがあっての言葉が、ロスケは、、と言う話だった訳です。

実は、その際に最初の召集の時は日中戦争で中国へ行っていました。

その時の経験で、「日本軍は酷いことをやった。めちゃくちゃだった」

「兵隊はほとんど農家出身で教育を受けていない。当時の教育は、小学校3年まで行った人は少なくて、小学2年までとか、学校へ行っていなかった人も多い」「教養がないって言うことは、理屈が分からない」「中国人は豚だと思えと軍から命じられ、それをそのまま信じているような兵隊がほとんどだった」中国歴史も、そのすごい内容も何も知らない兵隊が、人じゃない豚だと思えという軍の上司の言葉をそのまま実行に移したのだから、酷いことを平気でやっていた、、と父は嘆いていた。

父が徴用で川西飛行場(以前に詳しく書きましたが、競輪場を利用した飛行場だった)で働いていた当時に二泊したことあった。

兵隊とはこんなものなのかと思った最初だった夜中ずっとビンタの音が続いていたのでした。

今の日本人は、野蛮なことをするとは思ってないが、日中戦争の頃の兵隊の教養レベルは、そうだっただろうなと思う。

父は、あっという間に死んでしまったが、身近い時間の中で、シベリア体験と日中戦争のことを私に伝えてくれたのです。