中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

SFの慰安婦像・大阪府、日本政府も抗議しているが

 サンフランシスコの慰安婦像を巡って熱い議論と交渉が起こっている。
この問題をどう考える? 各自それぞれに一度考ええみてください。
 毎日新聞11月21日夕刊の「理の目」コーナーにこんな記事が掲載されて
 私はシベリアから帰還した父(といっても舞鶴港に入港したその日にボール大の
胃がん摘出で親子の再開を楽しく過ごすこともなく亡くなったのですが・・)から
「戦争はな、人を狂わせる。正気でおれる人間はほとんどない」という言葉の
あとに、最初の出征の時に中国との戦争で戦ったのですが「日本兵は無茶苦茶を
してきたものだ。占領した地域の女を襲うなどというのは誰もが平気でやっていた。
相手を人間だと思っていない、動物だと思っていたようだった。
 父はまさかの二度目の出征をさせられたが、こんどは朝鮮半島だった。
その時の話もベッドの上で父は語ってくれた。
 人間は戦争になったら、みんなおかしくなってしまうんだよ。
酷寒のシベリア抑留を4年間も経験して「戦争はあかん」と呟いていたものだ。
私は中学生2年だったので、父の言いたかったことを理解できていたのかどうかと
思うが、「戦争は人を狂わせる」という言葉だけはしっかり覚えている。