14年まえに、茨城県北部に住んでいた友人が14年ぶりに
帰国した私たちを訪ねてやってきました。その際にいった言葉が
忘れられません。「実は、神戸に来るのが怖かったのです」と。
どうして??と訊ねると、どこでヤクザガ発砲するかも知れないし、
何よりも地震が怖いというのです。 2005年の秋のことです。
ところが、それから数年後に、あの東日本大震災があり、その後も
茨城北部には地震が相次いで発生しています。 地震がどこで、どう
いう形で起こるのかなど分からないものですね。 日本中、どこへ
行っても地震からは逃げられない。 そう思って観念するより仕方
がないのでしょう。