将棋の最年少棋士で高校2年生の藤井聡太七段(17)が産経新聞の
インタビューに応じ、この1年を振り返り「タイトル挑戦にあと一歩届か
なかった。来年はトップ棋士との差を縮めたい」と抱負を述べ「現段階では
大学進学は考えていません」と述べた。 今年最も注目を集めた初参加の
王将戦挑戦者決定リーグでの活躍。参加した7人のうち藤井七段以外は全員
トップ棋士ばかりの中で、4勝1敗の首位タイで最終局を迎え、史上最年少
でのタイトル挑戦かと期待されたが、強豪、広瀬八段(32)に敗れた。
「まだまだ足りないところがあると感じました。時間配分と中盤をミス
せず正確に指すことが課題です」と振り返った。
自宅では将棋に没頭するため、学校の勉強は学校で済ませるようにして
いる。「時間的に勉強に時間を多くあてるのは難しいので、いたしかたあり
ません」ときっぱり。地理は得意で英語が苦手だとも。
来年こそ期待されるのはタイトル挑戦だ。最年少記録更新の可能性も残
されている。ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞主催)も2次予選を勝ち進んで
いる。 大学進学ではなく、将棋だけにと言うことで、思い出すのはあの有名な
科白だ。「兄達は頭が悪いから東大へ行った、私は頭がいいから将棋指しになった」
これは米長邦雄永世棋聖のとてもとても有名な言葉です。米長さんも強かった。
私と同姓の中原さんも強かった!!! どちらも将棋連盟の会長になった人たちだ。