将棋界に大きな話題が二つ
藤井聡太二冠が12日に行われた日本シリーズJTプロ公式戦の2回戦で
豊島竜王に敗れ8月に史上最年少で二冠となって以降、初めての黒星を
喫した。しかも、豊島竜王との対戦成績は0勝5敗となり、藤井二冠にも
「苦手」の壁が立ちはだかっているようだ。 これまで将棋界の中で一番
の若手だった藤井二冠だが、同年ながら、藤井二冠よりも若い棋士が
誕生した。
将棋の棋士養成機関「奨励会」の第67回三段リーグ(2020年6月~
9月)の関西例会16、17回戦が12日、大阪市の関西将棋会館で行われ、
伊藤匠(たくみ)三段(17)が2連勝して通算14勝2敗とし、26日の最終18、
19回戦を待たずに2位以内を確定させて四段(棋士)昇段を決めました。
伊藤三段は藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=と同学年ですが、、誕生日は
10月10日です。藤井2冠の誕生日は7月19日のため、将棋界の最年少
棋士が4年ぶりに入れ替わることになりました。
伊藤匠四段にも頑張ってもらって、一段と将棋界を面白くしてほしいですね。