2019-02-07 将棋・スマホ不正使用疑惑を問題化した渡辺明棋士 食べること、生きること 2016年10月にに将棋界で発生した棋士によるソフト不正使用の疑惑事件について 覚えておられる方がいるだろう。 三浦弘行九段(第29 期竜王戦挑戦者)が、将棋ソフトを使用して対局中にカンニングを 行ったのではないかと 渡辺明竜王も、三浦の不正を疑っており、10月3日にA級順位戦で 三浦に敗戦後に三浦への「疑惑が確信に近づいたとして問題定義したことで、一時は三浦 九段に出場停止が行われるなど将棋界に波紋を投げかけた。 その後の調査によって三浦九段には問題ないとされたが、三浦九段の名誉は傷ついた ままだ。 あのころ、羽生さんも渡辺明棋士が「問題化」したことを投げいうておられたものだ。 今日の王将戦七番勝負第3局は、挑戦者の渡辺明棋王(34)が久保利明王将(43)を破って 3連勝とし、5期ぶり3期目の復位に王手をかけたのだが・・・私には、あの時の渡辺明棋士の 動きが・・いまだに気になって仕方がない。 藤井聡太さんの登場で将棋界に光がさしたからよかったものの、将棋界を暗くしたのは 渡辺明棋士ではなかったかと思えるからだ。