2019年ノーベル化学賞に吉野彰氏が選ばれた。
受賞理由はリチウムイオン電池の発明。
詳しい内容はすでに皆さんがご存じだと思うので
重複を避けたい。 ここで書いておきたいのは、
日本人としてとても誇らしいし、嬉しいのだが、
近年ノーベル賞を受賞している人たちは、ある意味に
於いてだが現役の人ではないということだ。吉野さんが
仰っているように、現在の日本の研究陣は世界の中で
遅れている状態にあるということなのだ。 だから・・
喜んでばかりはいられない。研究者が安心して研究できる
環境作りを国や大手企業がバックアップしないといけないと
おもう。 そして、日本の企業の先をみる目がないという
現状もなんとか変えられないものだろうか。 これまでにも
世界に誇る凄い研究を、日本の企業が認知せず、外国企業に
その研究を持って行かれたことは山ほどある。日本企業が
世界に冠たる存在になれるチャンスを、これまでに何度も
逃がしてきているのが残念なのだ。研究者と企業との合体が
望まれるのだ。今回の吉野氏が企業に属していたことが
気分的にもうれしい。
次の記事も併せて読んでいただけると、喜んでいられない
理由が分かっていただけると思います。