中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

歯科の診療報酬について思うこと

 歯が痛むので歯科へ行ってきた。帰国してから14年の間に歯科医院を

4回変えた。最初の歯科は、感じはよかったが、どうも私の寿命が短いと

ふんだのか・・歯が痛いと医院へ行っても「2、3日すると痛くなくなる

こともあるので様子を見ましょう」というのを繰り返しているうちにひどい

ことになってしまった。 内科でも泌尿器科でも整形外科でも・・どこでも

同じだが、医者の頭は患者の既往症に引っ張り込まれる。 とくに「がん」

患者の場合はなおさらのようだ。 私は医者の不勉強だと思っている。

二つ目の歯科は問題外で、金儲け丸出しの歯科だった。 

「日本の著名な歯科100」のような本が待合室に置かれている。もちろん、

その歯科も紹介されているが、この手の本は信用ならない。それぞれが10万円

も出しあえば出版できるからだ。こんなやりかたで患者に信用を売り込むような

歯科が信用出来るわけがないから、2度行ったきりでやめた。

 3つ目の歯科は4年ほどお世話になった。診療しながらぶつぶつとつぶやく。

最初は「どないなってるんやろ」「えらいこっちゃ」などのつぶやきを聞くと

ドキッとしたものだが、慣れてくると今日はどんなつぶやきが効けるのかと

楽しみになってもいた。大変お世話になったのだが、あるミスをされた。

患者の私がはっきりと、これはミスだと思うのだが、医師は当然のことながら

そのようには言わない。もちろん私も医師を責めたりはしないが、そっと行か

なくなった。 たまたま娘が「こんな歯医者さんにやってもらってんねん」

「凄い親切やねん」という歯科医のところへ行ってみた。前の歯科のミス

の部分をなんとも簡単に解決してくださった。 こんな親切な医師は日本中

を探しても多くはいないのではないかと思っている。

 ところで今日は何を書きたいのかと言うと、いつも思っているのだが、

歯科診療報酬が他の診療科目に比べて安すぎるのではないかということだ。

だからって、西欧諸国のように上げられても困るが、他の診療科目と同様に

ならないものかと・・思うのだ。

 今日の場合もきっちり1時間かかっている。1時間、一生懸命やってくだ

さっていた。 「医療費のお知らせ」というのが後期高齢者医療法域連合

から送られてくる。その内容をみて唖然とする。 あの内科は何もして

くれてないのにこんなにも取っているのかと、そんなことは他にも多々ある。

それなのに・・あんなにやってくださったのに、こんなに診療報酬が少ない

の?・と思うのが歯科の場合だ。 診療報酬が少ないから、ぼったくりの

保険外診療が増えるのだとおもっている。 長寿には歯科の貢献度が高い

ことを考えれば、これはおかしいのではないかと思っている。どうして

こんな差別?があるのか不思議でならない。 実感として書いている。