本と言うものは、どうにも面白くて仕方がない。
高齢ゆえに目がいいとはいえぬのに、読書だけは止められない。
よんだ。 面白いと言えるのもあったし、つまらないものもあった。
そこで、本棚に並んでいる、すでに何度も読んだ本を読んでいる。
紀行・紀ノ川流域」を読んだ。 どちらも付箋(ポスト・イット ジョーブ)
をたくさん貼ってあるので何度も読み込んだ本なのだが、付箋をすべて
外して、最初から丁寧に読み返した。「モンゴル紀行」はトイレで
「阿波紀行・・」はリビングで、同時進行で読んだ。 今回も圧倒された。
どちらも40年ほど前に書かれたものだが、迫力が違う。
「街道をゆく」をもう一度すべて読み返そう・・と思っている。エッセイ集
もすべて読もう・・などと。
ところで、戦争を知らない世代の人に是非ぜひ読んでいただきたい
さんの日記なのですが、戦争中と戦後のことが見事に書き残されていて、
各世代ごとに是非読んでいただきたい内容となっている。 素晴らしい。
荷風さん独特の文体だけれど、歯に衣着せぬ内容は凄い。