中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

高齢者免許更新・メディアはどうして気がつかぬのか

 毎日新聞に「高齢ドライバー検査限界」と言う記事が出ていた。 
 読んでいただければ分かると思うけど、高齢者の運転免許更新時
における検査は限界だという。
 毎年一度は同じようなことを書いているが、メディアがなぜ気がつか
ないのか、気がつかないふりをしているのか??分からないが、更新
時の検査の方法が、あまりにも馬鹿馬鹿しいのだ。
 高齢者講習を受けたことがない若い人たちは、一様に年寄りはダメだ
と言いたいのだろうが、その人だっていつかは歳を取る。
 高齢者運転免許更新の時の認知度テストなど、だれが考えたのかは
知らないが、こういうことで認知度を測ろうなんて考えた人の認知度が
問題ではないだろうか。
 16枚の絵を見せて、しばらく経ってから、いくつ覚えているかという
テストと時間表示を絵で描きしめすなどということだけで認知度が分かる
のか? 私は、「理解度」「とっさの判断力」「対応力」テストが大事だとおもう。
 だけどそういうテストは行っていない。 なによりも大問題なのは、S字走行で、
並べられたスコーンをすべて倒しながら運転していたのに、その人に更新を
認めているようなケースだ。 運転テストをやるからにはそのような場合には
行進させるべきではないと考えるのだが、実際はそうではない。
 日常的に運転していない人が多く、ハンドルさばきさえ正確でない人が
いるのに、免許更新される。 運転テストで更新を認めるかどうかの判定をす
れば、おそらく50%以上は更新されないはずだ。 こういう現実や提案を
メディアがやるべきだと・・私は思っている。
 そういう意味では、60歳を超えれば同じようなテストをうけさせるべきかも
しれない。 街には、運転ルールを忘れたかのようなドライバーが溢れている。
 最初に免許を与える時の「甘さ」があるのではないかとおもう。自動車製造
メーカーへのおもねりか知らないが 凶器を運転させるのだから、最初から
厳しくてよいのではないか。 ひどいドライバーに迷惑を蒙っているだけに苦言
を呈したい。