昭和生まれの人間として思うのは、平成時代の人たちは
「遊び」を知ってしまった人たちに見える。もちろん、昭和は
長いから昭和50年後に生まれた人たちも平成人間といっても
良いかと思う。その辺りは、それぞれが感覚的に考えてほしい。
いったいどこが違うのかと言えば・・極論だけども・・遊びを
知って「怠け人間」になってしまったのではと思うのだ。
明治期の石川啄木さんが作った句に「働けど働けど我が暮らし
楽にならざり じっと手を見る」 があります。
昭和一桁生まれのあたしなどは、まさにこの心境で、何度も
我が手をみたものです。 この文言に現代訳を書かないと理解
出来ない方は 「一から出直して」 くださいね。
遊んでいる暇などないほど働いてはたらいて・・という暮らしを
していたものでした。「安かろう悪かろう日本製品」のイメージを
払しょくして、世界一高い品質の日本製品といわれるまでに、国民
が一致して努力邁進してきたように・・思っています。
世界の先端企業だったソニーをみていて思うことは、ゲームなど
を開発したからダメになった会社だと思ってしまうのです。
すからゲーム機を作っても不思議ではありません。 しかし、天下の
SONYがゲーム作りに躍起になって利益を追い求めたことが、
今の体たらくになってしまったように思っています。
SONYだけではなく、日本人の中の遊び体質を呼び起こし、怠け
人間を作り出したようにさえ思えるのです。