中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

免許更新とドライバーズスクール

 高齢者の運転免許証更新のシステムが変わるかもと書いたが

あまり反応を呼ばなかったようだから、もう少し詳しく書いてみよう。

高齢者講習は以前は一回だけだった。その中に実車も入っていた。

並べられたスコーン(道路工事などの時に並べられているスコーン状の

プラスティック)を8個ほど並べ、そこをS字運転するような実技で、

スコーンを全部倒してしまうような人を目の当たりにして、それでも

その人が免許更新できていることを知った時は驚きだった。もう6年

も前の話だが。

その時から、高齢者の運転免許更新は、道路交通法試験と、実車での

テストを実施すべきだと主張を続けてきたのですが・・。

 その後、講習が2回なったけれど、内容はほとんど変わっていない。

2回行くのは面倒になったけれど、1回の時よりも簡単になった感じ

がするほどだ。今回の実車でも、これじゃ・ダメでしょう。運転しない

方がいいでしょうという人もいた。運転するのか、ペーパードライバー

かは知らないけど・・。

 ところが、国会で高齢者運転免許のスステム変更が議題にでてくる

ようだという。実車が試験に変更になるらしい。これまでは、スコーンを

倒そうが、どこかにぶつけようが更新できたのだが、試験だとペーパー

ドライバーの人は難しくなってくる。 そこが・・あるいはと思って

しまうところだ。 免許更新にはいろいろと金を取られる。

講習で取られ、書き換えの時も取られる。豪州では郵便局で更新できる。

日本では、自動車学校とか警察関係が必ずと言っていいほど絡んでいる。

どうしてだ???と私は思う。どうして警察とか自動車学校が絡むんだ?

 新たに更新システムが変わって、実車試験となった場合、一発で合否

を決めるのではなく、1ヶ月とか2か月間の猶予を与え、その間に自動車

学校で練習させるようなことを考えているのではないかとも思ってしまう。

 もたれ合いするのが日本の古くからの慣習だから・・あり得る話である。

最近は強制的ではなくなったが安全協会加入も以前はほぼ強制的であったが、

あれは警察関係の人たちのための団体でもあった。

 私は、実車テストだけではなく、道交法テストも加えるべきだと思っている。

そうすれば、認知症テストも兼ねられるのではないだろうか。自動車学校も

経営難だそうだから、救済を兼ねての更新スステム変更ということかもしれん

などと書くとおこられそうだが・・。