中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

天皇陛下は神官の最高位

 天皇皇后両陛下は17日午後、退位に向けた一連の儀式の一つである伊勢神宮での
「神宮親謁(しんえつ)の儀」に臨むため、三重県伊勢市に向かわれた。
在位中最後の地方訪問となる三種の神器」の剣と璽(じ)も一緒に運ばれる。
 19日には帰京され、23日には昭和天皇山陵(八王子市)を訪れる予定になっている。
 さて・・どうして両陛下は伊勢神宮に行かれるのでしょうか?
かつて・・司馬遼太郎さんがとて簡単に書かれていました。 天皇陛下は日本中の神主
さんのトップだと思えば分かり易いと。 伊勢神宮は通称であって本当は「神宮なのです。
言い換えると「THE 神宮」といえばいいでしょうか。他にはないものであって日本にただ
一つだけの存在です。
 祀られている神様は、「内宮」(皇大神宮)と「外宮」(豊受大神宮)の2社を中心に、別宮、
摂社、末社、所管社を含めた125社からなっています。八百万の神々が具現化したような
聖地なわけです。
 参拝の仕方は、まず食の神様豊受大御神(とようけおおみかみ)を祭る外宮(げぐう)から
参拝し、次いで、天皇家の祖先神であり太陽神のアマテラス(天照大御神)がまつられる
内宮を参拝するのが普通です。
 言い換えると伊勢神宮天皇家のご先祖をお祭りしている場所なのです。
アマテラスオオミカミ天照大神)は女性神です。 日本におけるすべての神様のトップに
いる神が女性とは、だから・・本当は・・日本は女性の強い国なのです。徳川期から明治
以来・・男性がしばらくの間・・・威張っていただけなのです。