中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

男性ホルモンと働かないオジサンの関係・に異議あり

 毎日新聞に次のような記事が掲載されている。この記事が間違っているとは
言わないが、この記事を読んで・・自分も??などと、思わない方がいい。
記事を書いたのは医師なのだが、見識が浅すぎると断言しておこう。
なぜならば、前立腺がんのホルモン治療では女性ホルモンが使われる。
だから、この記事の中にあるようなフラッシュは多発するのが普通だ。
陰毛や頭髪にも影響が出る。これらは明らかに女性ホルモンのせいだ。
 だがしかし、だからと言って「やる気がなくなった」人はあまり見かけない。
私はがん患者団体を作っているので、多くの前立腺患者と親しい。
 この記事のように一元的にいうことはとても危険だと考えている。
働く意欲と言うものをモルモンのせいだけにするのは間違いが。
ましてや・・男性ホルモンを打つなどと言うのは危険際わりない。
 幅広く考えられる医師とそうでない医師がいる。医師のすべてに「医師は
現場でどうを考えるか」[石風社]と言う本を読んでいただきたいものだと
思っている。下記の記事を書いた医師は、この本の中で指摘されている
考え方を持った医師に違いない。こんな記事に惑わされて、新たな病気を
つくらないほうがよい。病気を作りたがる医師が多くて困る。
小山太郎(こやま・たろう):「メンズヘルスクリニック東京・脇坂クリニック大阪」医師