中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

前立腺がんの人に伝えたいこと

多くの男性が前立腺がんになっています。

数年ほど前まではこのブログで盛んに前立腺がんについての情報を書いていましたが、最近は書いていなかったと気付きましたので書きますね。

是非とも前立腺がんの患者さんには読んでいただきたいし、近くに前立腺がんの患者が居れば、伝えて上げてほしいのです。

私は、2005年の4月に前立腺がんを告知されました。検査を重ね、既に手術が出来ない状態になっていました。

そのために、日本に帰ることを決心して帰国したのが秋でした。

治療の詳しいことは、ここでは省きます。

何よりも伝えたいことは、リュープリンなどのホルモン治療を受けておられる患者さんに、ホルモン療法は(間欠的)に受けなさいと言う忠告です。

ホルモン療法を長く続けたために効かなくなって、苦しい最期を迎えた人をたくさん知っているからです。

私は、アメリカの学会で発表された間欠療法を、日本で最初に始めた患者だと自認しております。

詳しい事を知りたいと思われる方は、

「日本がん楽会.無料がん相談電話」で検索してみてください。

がんというやつはしつこいもので、84歳の頃には、もうがんはこの身体の中には居なくなったかに思っていましたが、今年三月の検査で、PSA再発しておりました。

それでホルモン治療を再開しましたが、三ヶ月間で、1.6まで急激に下がっています。

医師いわく、やはり間欠してきた効果ですね、と。

ですが、患者が医師に間欠を求めても医師は賛同しませんよ。

なぜでしょうか。

医療とは、全ていろんな選択肢が患者にあるのです。選択するのは患者なのです。