中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「令」に良い思い出がない元号決定のやらせ

 昭和一桁世代にとっては「令」には、あまり良い思い出はない。
軍国時代真っ盛りの中にあって、日々「命令」「号令」の中で
暮らしてきたからだと思う。
 小学校でも号令ばかりが記憶に残っている。
朝礼のあと、校舎の軒下に積まれた薪を手に持った教師によって、
クラス全員が背中を殴らたことがある。
今でもその教師の名を覚えている。軍隊帰りの若い教師だった。
今は生存していないだろうが、滝本と言った。
 「令」は軍国時代を思い出させる。なぜ「令」を選んだのか疑問に
思う。よい意味も含まれていると言ってもピンとこない。
 現在、中国との間で厳しい状況下にあるチベット語では「REWA」
は希望を表す語だそうだ。レイワとレワはよく似た発音だという。
チベット人に希望を持たせても、日本人が希望を持てるかどうか・・
「令和」は厳しいスタートとなったように思える。 「令」に悪い感じを
持っていない世代の人たちの方が多いのかもしれないから・・これで
いいのだろうか・・。決まったことだからね・・誰が決めたのだろう?
どうして有識者の9人を選んだのだろう?? 当日に候補を示され
有識者が意見を言える雰囲気だったのだろうか? なにもかも・・・
「やらせ」だというのは見えみえである。