中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

学校・いじめが増え、自殺者317人の現実を考える

 いじめが増えている。子供の自殺者が増えているというニュースは

なによりも暗いはなしだ。

 2019年度に全国の小中高校などでいじめ、全体の82・6%で過去

最多となっり、「いじめ防止対策推進法」が施行された13年度と比べて

30・8ポイント増えたという。

 特に小学校が5年前と比べて約4倍に増えている。

いじめにより心身に重大な被害、長期の欠席などの「重大事態」も、

これまででより増えたという。

 一番の問題は、なぜいじめが増えるのかではないだろうか?

いじめと言うのはいつの時代にもあった。どんな世代にもあった。

小学生のいじめが増えてきたということは、親たちの質が下がった

と考えるのが正解だと思う。 家庭で子供たちを教育できる親が

少なくなってきたのは、世代ごとに親の質が低下していることとを

あらわしている。 十分な家庭教育を受けてない子供が親になった

時、自分の子育ての中で家庭教育ができないという、世代で受け

継いでいくべき家庭教育が途絶えている。

 両親の質が悪くなるほど、子どもはいじめ的性癖を持つのではない

だろうか? 一足飛びにいうならば、子どもが悪いのではなく、親が

その原因となっているのだけれど、それが分かっていない社会である。

文科省の学校への指導で、教師がいじめ問題改善に何ができるだろうか?

教師は忙しすぎて、子どもは発するシグナルさえも気がつかないとおもう。

カウンセラーなどの専門要員を学校に常駐(なるべく複数で)させることも

改善の足掛かりにはなると思うが、基本的には、親達への社会教育を

政府が推進すべきだと考えている。 だが・・お役所仕事では不可能かも

しれない。 そこが難しいところだ。 なにも分かっていない人たちが、

考えつかないだろうから。 問題を起こした生徒たちの親を100人でも

集めて、文科省のお役人たちが話し合ったら、気がつくだろうか?

気がつくまいな~。 そういう親たち千人以上も会って、話し合って

きた私がおもうのだが。文科省のお役人たちには、分かるまい。