中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

食べ物、一人当り51キロ無駄にしている

 まだ食べることができるのに廃棄される「食品ロス」を減らすための
基本政策を盛り込んだ食品ロス削減推進法案が、今国会で成立する
見通しになった。
 このような、人間としての基本的なことまで法律で決めなければなら
ないなんて、なんて幼稚な国なのだ。
 日本の食品ロスは年間約646万トン(2015年度)。1人当たりの量は
51キロになり、コメの年間1人当たり消費量約54キロにほぼ相当する。
 法案は、食糧確保を輸入に依存しながらも大量廃棄する日本
「真摯に取り組むべき課題」と明記し、食べ物を無駄にしない意識の
醸成と定着を図る重要性も強調しているという。
 私が子供の頃、米粒一つも無駄にしないようにと厳しくしつけられた。
いまでも、お茶碗のご飯を最後の一粒まで残さずいただいている。
 米を作るのにどれだけ大変なのかを知っているからだともいえる。
野菜作りも、果物作りも、牛や豚や鶏を育てるのにも多くの人が熱意を
持ってやっている仕事なのだ。 無駄にするのは止めたい。