中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

世の中にウソが多すぎる(7)データー不正など

 日産自動車は8日、一連の完成検査問題を受けた業務改善状況などを国土交通省
報告した。9月までに企業の行動指針を見直し、「法令順守」に関する内容を加える。
老朽設備の更新などに2018年度で約100億円の投資を進めているほか、1月末から
出荷前の車両検査の結果に特化した役員報告会を月例で始めた。日産は2018年度に
二度も業務改善の指導を受けていた。
 SUBARU(スバル)の業績が失速している。7日、2019年3月期の連結純利益が前期比
36%減の1400億円になると発表した。従来予想を270億円下回る。国内生産の停止が
打撃となり、品質不正の影響も尾を引く。自動車業界の激動期で次の手を打ち出す必要
に迫られている。
  川金ホールディングス(HD)は7日、子会社の検査データの改ざん問題についてこれまで
「調査中」としていた海外物件でも6件の不正が見つかったと発表した。同社は2018年10月に
制振・免震装置(オイルダンパー)で不正があったと公表しており、累計で114件の物件で
不正が発覚したことになる。
  三菱マテリアルグループの製品データ改ざん事件で、不正競争防止法違反(虚偽表示)
の罪に問われた法人としての三菱アルミニウム(東京)の公判が23日、東京簡裁で開かれ,
検察側が罰金3千万円を求刑し結審した。判決は2月6日行われる。
  油圧機器メーカーのKYBは7日、免震・制振装置の検査データを改ざんした問題で、
岐阜県下呂温泉病院(岐阜県下呂市)に、改ざんの疑いのある製品を納品していたと
発表した。KYBによると、製品が設置された物件は900件強に達する。ただ、物件名を明ら
かにしたのは計124件と約1割にとどまるらしい。
   独フォルクスワーゲンVW)の日本法人、フォルクスワーゲングループジャパンは5日、
新車を出荷する前の完成検査で不適切な事案があったと発表した。燃費と排ガスの測定で
本来は無効とすべきデータを有効として扱っていた.。
  日立化成は22日、品質不正問題を巡る執行役の処分を発表した。一部の役員を降格・
退任させ、多くの役員の報酬を減額する。
  もうこれ以上書くのも面倒くさいほどだ。 神戸製鋼の不正など、数知れないほど不正が
増えている。 日本人の商品への愛着と言うか誇りと言うものが薄れてきているのだろうと
思える。 メードインジャパンが安かろう悪かろう・・の時代を経て、世界中から信頼される
ものつくりを国を挙げて目指してきて、世界に誇れる製品になった。 そのような苦難の
年月を知らない世代が、悪い製品を作って売るようになってきたのかと・・・辛いノのう・・・。