中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「世の中にウソが多すぎる」(6)統計の嘘

  最近、国会で毎日取り上げられている問題をご存じですよね。
でも、けっこう分かりにくい問題なので盛り上がってこないですね。
企業が提出を義務つけられている「毎月勤労統計」が、あいまいな
集計の上にたちながら、その統計を政策決定の判断材料として使って
来たことが問題化されている。
 この統計不正は、世界中に「日本は信頼できるのか?」という付不信感
を抱かせることにもなっていて、日本発のあらゆる統計に疑問を持たれる
までになっている。
 この問題は、担当大臣の答弁に揺らぎがあることから、ますます増幅
している。大体、統計などと言うものは、どこまで信用できるのかという
基本的な不信感を私は持っている。
 どうでもいいような統計なら(たとえば・・平均年齢が1歳違っているとか)
なら・・まだ許せるが・・国の根幹にかかわる政策に影響を与えるような、
国民をだます目的で発せられる統計(たとえば・賃金が上がっているとか)
のように、統計数値を使って、と言うより、故意に統計数値を操作するような
ことは決して許してはいけないことなのだ。
 統計数値などは医療界でもよく用いられる。統計の取り方次第で、どちらが
正しいのか??と思えるほどに違った数値が出てくることもしばしばだ。
 統計学なんてものも、どうも信頼が置けない。なんでもそうだが、操られ
ないように気を付けたい。