タイガース・金本監督の謝罪と今後

　阪神タイガースは、今日の甲子園でのＤｅＮＡ戦に勝って今シーズンを終えた。

金本監督は今年の結果についてフアンに申し訳ないと何度も謝罪した。

　ま・・済んだことは仕方がない。　問題は来シーズンをどう迎えるかだ。

タイガースフアンは、来シーズンのことを考えている。　来シーズンも不振なら

監督は責任を取るべきだろう。

　メジャーのポストシーズンでのレッドソックスとヤンキースを比較すればよく

分かる。ヤンキースはホームランバッターを巨額を使って集めても「本格的な野球」を

やるレッドソックスには勝てなかった。　ア・リーグの代表を決めるリーグ優勝リーグが

アストロズとレッドソックスのｉ間で戦われるが、両球団とも振り回す野球ではない。

盗塁あり、バントあり、本来の野球をやっている。

　阪神タイガースも、振り回すことばかり教えているようではだめだろう。長距離バッター

には素質が必要だ。　今年、高山選手を使わなかった理由も定かではない。高山は

アベレージヒッターだがホームランを狙える選手ではないからだろうか。

　それぞれの選手が持っている「素質」を見抜き、それを大きく育てるコーチがいなく

ては選手の成長はない。

　コーチの素養は「選手としての過去の実績」ではない。　選手の素質を見抜き、育てる

力を持った人がコーチになるべきだ。　そして、チームの将来をみて陣容を整えるＧＭの

存在が待たれる。　　ある意味で、ＧＭは監督以上に重要かもしれない。

　もちろん目利きのできるスカウトたちの充実も必要だ。　　どこに、どんな選手を充足

させるのか、早い決断が必要だろう。　榎田投手にみられるように、他の球団で大きく

成長し結果を出している。　阪神の投手コーチ陣は目利きができなかったようだ。

育て方が下手なようだ。　　巨額を払って入団させた「助っ人」は、まったく結果を残せ

なかった。　たぶん・・他の球団に行って大活躍をするのでは・・と、案じたりしている。