中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

発達障害の親子

 昨日、買い物に出かけた場所で発達障害だと思われる
親子に出会った。
 地下の駐車場からエレベーターで上がろうとした時にその
親子と出会った。 お母さんがなぜか異様に見えた。 すっとして
るのだけれど表情が厳しい。 5,6歳と思われる元気そうな息子と
一緒だった。 エレベーターがついたとたんに男子が出てくる人を
待たずに走り込んだのだが、次の瞬間、お母さんが男子の頭を
ピシャリ!!と、かなり厳しく叩いた。 そしてもう一度「じっとしてい
ないのだから!」と言いながら頭をごんと叩いた。
 エレベーター内で、人前で、子供の頭をを2度も叩くなど・・と思った。
子供は間違いなく多動性の発達障害があるように思えるが、母親も
かつては同じだったのかもしれない感じだった。
 多動性発達障害は「障害」と言う言葉を当てはめることに問題を
感じている。 いずれは「個性化」していくことが多いからだ。
しかし、この子供のように多動性ゆえに、親から「いうことを聞かない子供」
として叱られ、そして叱られることに慣れてしまうと、なおさら多動性が
収まらない。 学校などでは教師に叱られるか、迷惑がられてやはり
疎外感を持つにいたるだろう。 
 こういう学習障害発達障害を理解できる人が少なく、そういう子供への
接し方が分からない親や教師が多いのでなかなか問題解決にならない。
 私は「発達障害児問題」にもくわしいので「がん相談」だけでなく、悩んで
おられる方はいつでもお電話ください。 078‐771‐2711 夜7時ー9時。