中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

白人至上主義・オルトライトを考える(3)...

 「ハイル・トランプ! ハイル・アワー・ピープル! 
 ハイル・ビクトリー!」
 そう叫んだのは、リチャード・バートランド・スペンサー。
 1978年生まれの白人男性で、白人だけの国をつくる
 「平和的な民族浄化」運動を行っている。
 最近は、活動拠点をワシントンに移し、議員への道を
 目指しているらしい。
 
 「白人であることは、努力家であり、戦士であり、
 探検者であり、征服者であることだ。我々は、築き、
 生産し、繁栄する」
 「アメリカの人種問題は大きな嘘である。我々は他の
 人種を搾取しない。
 やつらの存在から何かを得ているわけではない。
 やつらは我々を必要としているのだ。逆ではない」

 彼が、白人を「我々」と代弁し、有色人種を「やつら」と
 こき下ろすと、拍手と喝采で包まれる。
 「太陽の子どもとして、我々の血管に流れる血の中にこそ、
 偉大さを発揮するポテンシャルがあるのだ。これこそが
 我々に与えられた、かん難なのだ」

 白人を「太陽の子ども」呼び、優越性を説く。
 「我々は圧倒するのだ。全てを圧倒するのだ。
 それこそが我々にとって、自然で、標準の状態だからだ」
 白人こそが勝者となると宣言すると、拍手と歓声に包まれた。

 「アメリカは前の世代まで、白人の国だった。我々自身と
 その子孫のために設計された。これは我々が創造したものだ。
 我々が継ぐものだ。我々のものだ」
 会場は、スタンディングオベーションとなった。
 以上は4300万回以上もユーチューブで再生されたものの
 要約である。