中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

人種差別という悪癖は人の弱さ

全米の大学で、ネオナチの思想をあからさまに宣伝するビラや、
「伝統を守れ」「もう1度偉大な国に」「未来は我々のもの」
「白人よ、行動せよ」といった人種差別的な内容のビラが目立つように
なっている。
こうしたビラは若者や教養ある人を標的に、過激度を抑
白人至上主義思想の浸透を狙う。
全米のヘイトクライム憎悪犯罪)を監視している米南部貧困法律
(SPLC)が15日に発表した過激主義に関する年次報告書によると、
米国内の憎悪集団の数は、2015年の892団体から16年は917団体
に増えた。
16年は特に、反イスラムの憎悪集団が急増し、15年の34団体から
101団体へと約3倍に増えている。
 豪州には昔から「白豪主義」があったが、21世紀に入ってからは
その影が薄くなっている。
それでも、2000年ごろだったか、ポール・ハンソンという女性議員が
白豪主義的、アジア差別を主張した時には、それに迎合する若者たちが
いて、私も当時に嫌な思いをさせられたことがあった。
アメリカの場合、大統領が過激な発言をしているのだから、軽薄な
人たちが啓発されて増悪集団を形成するだろうし、そういうのが今後も
そういうグループが増え続け、人種差別がますます強くなってくるだろうと
思う。