中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

人種差別はどこにでもある

 人種差別が問題になっているというか・・時々思い出したように
 問題化する。
 この前に、差別制度や人種間差別などを書いてきたが、悲しい
 ことに、人間って差別をしなければ生きられないようなものらしい。
 アメリカのような多民族の国でさえ、人種差別が厳然として存在
 する。
 わたしは、アメリカと言う国が大好きだ。
 カナダに1年いたが、寒すぎて豪州・パースに移住先を代えて
 住んでいたが・・もし、アメリカが住む権利(永住権)を与えてくれる
 のなら・・アメリカに住んでいたことだろう。
 アメリカは広くて、住む場所の選択肢を多く、それぞれの都市ごとに
 はっきりした色合いがあって楽しそうだ。
 それでも、もし居住するとなれば、どのような場所を選んだろうか・・
 と考えると、黒人が多い住環境は選んでいないだろう・・と思う。
 例えばだが・・ロスの場合であれば、トーランス市とかガーディナ市
 などを選んでいたのではないかと思う。
 比較的に黄色人種が白人と混じり合って住んでいるような場所を
 選ぶだろうと思う。治安のため、安心のためかもしれない。
 パースではソレントというダウンタウンから車で15分ほどの治安のよい
 サバーブに住んでいた。ソレントの場合は、90%が白人だった。
 中産階級の人が多く住んでいたように思う。
 治安がよくて、14年間で犯罪など、ほとんど聞いたことがなかった。
 それでも散歩をしていて、走っている車から「アジア人は出ていけ!」と
 罵声を浴びたことが、14年間で10回ほどあった。
 その程度のことは、世界中の、どの国にだってあるだろうと思う。
 差別で問題なのは、悪質かどうかではないだろうか。
 小さな差別を問題にしているこの時に、シリアでは政府軍、ロシア軍、
 アメリカ軍などによる、無差別の空爆が行われて、市民、子供の命
 が奪われている。シリアは中国とほぼ同じ4000年の歴史を持つ
 国なのだ。街も人間もなくなっていく。
 ロシア、アメリカなどの勢力争いが、今の悲惨な状況を作ってきたのだ。