中原武志のブログ

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トランプ・ネタニヤフ会談の結果とこれから

ニュース
トランプ米大統領は15日、米ワシントンで、イスラエルのネタニヤフ首相と
共同記者会見に臨み、中東和平においてパレスチナイスラエルの「2国家
共存」という長年の米国の政策にこだわらない姿勢を示した。
トランプ氏は中東和平について、「米国は和平を、まさに偉大な和平交渉を
推進するだろう」と述べ、仲介役を務めることに前向きな姿勢を示した。
「だが合意のようなものを直接交渉しなければならないのは当事者同士だ」
とも述べた。
大統領は詳細には触れなかったが、歴代の米政権の政策だった2国家
共存案にはこだわらない考えも示した。
 さて、このニュースは、現在のトランプ政権の苦境もあって本音が語られて
いない。そういう意味においてはトランプらしくはない。
いまは「物言えば唇寂し・・・」というような立場だから、ちょっとは控えめなの
だろう。
しかし、「二国間共存」という歴代米政権の政策にはこだわらないという見解
を示したということは重要だ。
イスラエルパレスティナが、仲良くなれるはずはない。
わたしは20年以上前にJA・NEWS新聞に「永遠に二国は仲良くなれないだろう」
と書いたことがある。
長い歴史の中で奪い、奪われた国土をめぐる争いは簡単には収まらないだろう
から。