2017-06-04 世界が最も注目する「エルサレム移転」 社会問題あれこれ トランプ米大統領は3日までに、イスラエル・テルアビブに現在置く米大使館を エルサレムへ移す法案の発効を半年間保留する大統領令に署名した。 トランプ氏は昨年の米大統領選で当選した場合、実行すると約束していた。 しかし、国際社会はエルサレムをイスラエルの首都とみなしていない。 トランプ氏は、中東和平交渉の今後の展望を踏まえ、パレスチナの怒りを買う 措置に踏み切る時機ではないと判断したようだ。 パレスチナ自治政府のアッバス議長は米大使館のエルサレム移設は和平交渉を 瓦解させるもの何度も警告している。 大使館の移転とはいうものの、この場合は、世界を揺るがせかねない大問題 に発展する恐れのある、複雑な宗教問題を内蔵しているだけに、心配だ。 北朝鮮のロケット問題とは比べものにならないほど世界平和にとっては重要な 問題なのです。