米・メジャー野球リーグ機構がルール変更を提案しています。
一つは、以前から噂のあった「敬遠」についてのものです。
敬遠するのに、わざわざ４球を投げないで、４球の意思表示
するだけでよいというものです。時間短縮につながると、以前から
検討されていました。
時間短縮にはなるのですが、面白みが減ってしまいます。
なぜならば、以前にボールを投げたのに阪神の新庄選手がバットに
あててヒットにしたことがあり、それ以降は投手はベースからかなり
離れたところへ投球するようになりました。
４球も遠くに投げると、次打者に投げる際のコントロールに乱れが
出てしまうこともあり、そこがフアンにとっては見どころだったのですが。
もう一つの提案は、ストライクゾーンの変更です。
この提案が通ると、打者に有利になるかもしれません。
ストライクゾーンの上限は同じで、下限がひざ下から、ひざ上に変更
になると、約５センチほど、ストライクゾーンの上下幅が狭くなり、打者
有利であり、投手にとっては不利になるでしょう。
この提案は規則委員会では承認されており、選手会がどのように反応
するかにかかっていそうです。
このルールも、やがて日本のプロ野球に影響を及ぼすでしょうね。
