リオデジャネイロ五輪で3大会ぶりの団体総合金メダルを
目指す体操男子日本代表の内村航平さんは、選手村での
生活の違和感を訴えている。
「シャワーを浴びてたら途中から水しか出なくなっちゃって…」
深刻なのがトイレだった。「流したら、便器の横にある流しみたいな
ところから水がブワ~ってあふれてきて、おしっこも一緒に出て
きてるんじゃないかと…やべえっす」。
トイレットペーパーも便器から遠くの位置にあり、「取りづらくて
肩が痛くなる」とさすがの王者も悲鳴を上げた。
湯船(バスタブ)がなかった」とガックリし、1カ月分の入浴剤を持参
してきたものの、「全部パーです」とショックを隠せないようなのだ。
体操競技で各国を訪れた経験があるはずなのに・・と私は思って
しまう。
ホテルならともかく選手村というところは大した設備がないはずで、
五輪が終われば住宅として売り出されるもので、ブラジルの経済
事情から言えば、そう程度で当然かもしれないと思う。
だが、トイレの逆流は驚くよね。
シャワーだけでバスタブがないというのは、空気の乾燥した国では
当然だと思う。
日本では、お湯をタダ同然で使える。トイレは世界一の設備を誇る。
こんな国に住んでいると、他国へ行くと不便を感じるものだ。