中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

五輪・新体操に辛口批判を・・

 リオ五輪の最後を飾るかのような新体操の妙技だった。
 新体操は旧ソ連周辺地域が強い。
 ロシア、中央アジア、西ヨーロッパが強いのはバレエダンスの
 影響が大きいように思える。
 すべての選手たちは美しいプロポーションの持ち主ばかりで
、みんながモデルになれる素材の持ち主ばかりだ。
 アジアから決勝に残ったのは日本だけであることは彼女たちの
 切磋琢磨の賜物だろう。
 競技の結果は
 1位 36.233 ロシア
 2位 35.766 スペイン
 3位 35.766 ブルガリア
 4位 35.549 イタリア
 5位 35.299 ベラルーシ
 6位 34.549 イスラエル
 7位 34.282 ウクライナ
 8位 34.200 日本
   日本はロンドン大会でも8位だったと記憶している。
   決勝には出られるが、上位への壁は打ち破れないでいる。
   今から9年ほど前だったか、新体操選手の強化合宿の映像を
   みたことがある。
   今では解説者になっている田中琴乃さんが何度も何度も
   コーチから雷を落とされていたことを思い出す。
   琴乃という名をその時に覚えたものだ。
   リオ五輪に備えてロシアで合宿し、ロシア人コーチの指導も受けた。
   今回は、とてもきれいな演技だったし、一段の成長も認める。
   だがしかし・・あの売り物であったはずの4本リボンでの落下ミスは
   いただけない。ミスをしても誰かがカバーしてくれる・・・という甘えが
   新体操の選手にはある。
   もし・・シンクロの井村コーチなら、4位以上は狙えたかもしれないと
   思ってしまうのは、そこなのだ。
   選手も甘い、コーチも甘い。
   それに琴乃さん、解説をもっと上手にやれるようになってほしい。
   夏季五輪で最も美しい競技の解説なのだから、もっと美しい表現で
   解説してほしい。
   琴乃さんもまだ甘いなと感じた。学ぶことは多いのだよ琴乃さん。