中原武志のブログ

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英国・国民投票のやり直しが見えてきた

 国民投票欧州連合(EU)からの離脱派が勝利した英国で、
 再投票を求めるインターネット上の請願に、25日午後の時点で
 200万人を超える署名が集まった。
  議会での審議に必要とされる10万人の署名をはるかに超え、
 28日に下院の特別委員会が取り上げることになった
 与党・保守党の議員がツイッター上で確認した。
  請願はEU離脱の是非を問う国民投票をめぐり、政府に対して
 「投票率75%未満で得票率が60%未満の場合は再投票を実施する」
 との新たなルールを施行するよう求める内容。署名を受け付ける議会の
 公式サイトはアクセスが殺到し、一時的につながらなくなった。
  23日に行われた国民投票投票率は72%と、昨年の総選挙での
 66%を上回ったが、請願が設定する75%には達しなかった。
 結果は離脱派が1741万0742票、得票率52%で過半数を占めたものの
 60%には至っていない。
 残留派と離脱派が拮抗しており、いったんは離脱に賛成したものの、
 若者たちの落胆や反動をみて考え方を変えた人もある。
 再投票にこぎつけることができるか、もう一つの山場が来ている。
 EU側からは、出ていくのなら早期に出て行ってくれ!と催促されて
 いるだけに、再投票に向けての動きが活発化するかどうか、ここ数日間が
 大切なときであろう。