中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

英・メイ首相、引退と引き換えにと

 離脱するのかしないのか? 国民投票に持ち込めるのか、同意なき離脱か?
もう、選択肢が少なくなってきた英国はべけっぷちに追い込まれている。 
 EU離脱で混迷する英国は、メイ首相自分の引退と交換条件で「賛成票を投じてほしい」と
呼びかけている。
 今年1月、離脱合意案を230票差の大差で否決したのに続き、今月12日には、EUとの
協議で修正した合意案を149票差で再び否決。野党の他、保守党の離脱強硬派や、閣外
協力する地域政党民主統一党DUP)までが反対に回った。
 だからと言って、英国の思惑だけで離脱できるわけではない。これまでもEU側と何度も交渉
を繰り返してきた。EU側は「これ以上の譲歩はない」としながらも、英国議会で否決される度に
メイ首相と新たな交渉をしている。
 そういう意味では、次の英国議会が注目される。だが、メイ首相が退任をかけての勝負も、
この議会で賛成されても・・・英国のEU離脱日は5月22日になり、もし否決なら4月12日を期限
となる。
 5月22日なんて・・直ぐにやって来る。 その時どうするのか??同意なき離脱にすすむのか、
余りにも多くの問題が潜在していたEU離脱。どちらを選んでも英国には厳しい今後が待っている。