中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

英国のEU離脱が難しくなってきた

 1月17日(火)に書いた記事を読んだ方は思い出して
 くださるでしょうか?
 
 次のような記事ですが、私の予想が的中したようで、英国の
 EU離脱がどうなるか分からなくなってきました。
 まず、この前に書いたものを再掲載します。
 
 
 まずはニュースと感想を、最後まで読んでください。
 メイ英首相は17日昼(日本時間17日夜)、英国が欧州連合
 (EU)から離脱する基本方針を示す演説を行った。
  「はっきりさせたい。(EU)単一市場のメンバーではいられない」と
 述べ、移民規制を優先し、EU単一市場から完全に離脱する考えを
 表明した。

  しかし、一方ではEU基本条約に則れば、EJ離脱は議会の承認が
  必要ではないかとの訴えをうけて、現在、英最高裁で審議されていて、
  近いうちに最高裁の判断が出ることになっている。
 ロンドン高等法院は先月、英国がEU離脱手続きを正式に開始
 するためのEU基本条約(リスボン条約)第50条発動には議会の
 承認が必要になると判断。政府はこれを不服として、最高裁
 上訴していた。
  メイ首相は、政府はリスボン条約第50条を議会の承認なく発動
 できるとの考えを示し、来年3月末までに正式な離脱通知を行い
 交渉を開始する方針を表明していた。最初に掲げたのは、メイ首相が
 最高裁の判断が出る前に方針を明確にしたものだと考えられる。
 万一、最高裁が政府の訴えを退ける場合、政府のEU離脱計画に
 狂いが生じる可能性がある。
 議会の承認を得るための審議に時間がかかるとみられるためだ。
 また、可能性は低いものの、大半の議員が6月の国民投票でEU
 残留を支持していたことから、議会がEU離脱阻止に動くことも考
 えられる。
 トランプ騒動あり、英国のEU離脱あり、今年は荒れますよ。
        ・・・・・・・ここまでが前回の記事です。・・・・・・・・
 そして、今日のニュースです。
  英国最高裁は24日、EUからの離脱開始のプロセスについて、
 議会での投票が必要との判断を明らかにした。
 EU離脱を進めたいメイ首相にとっては、、事態が複雑化する可能性
 も出てきた。
  これでEU離脱には2年以上かかるとの見通しも出ている。