昨夜はかなりいやな文章を読んだのが心に残っていたのか、
引っかかっていたのか、眠れずにしんどかった。
100%真面目に書いたものだし、書き手は信頼できる方なの
だが・・・75歳以上の人は、延命治療をしないで対症療法だけに
するようにしないと、日本経済が破滅するというものだった。
一言で分かりやすく言うと、大腸がんになっても、治癒のための
手術はしないで、通過障害だけを取り除くというもので、もちろん
化学治療などは一切しない・・というものなのだ。
81歳まで生きている私は罪悪感を感じてしまって・・少々つらかった。
この説で行くと、私のいろいろな持病のうちでは、前立腺がんの
ホルモン療法はしてもらえない・・・ということになる。
まあ・・・それでもいいか・・などと、変に達観している。
雑誌・新潮45 2015年11月号に掲載された里見清一先生の
論文は、関心のある方には読んでいただきたいが、高齢者が読むと
しんどいですよ。