気温が高くなってくるとピクルスが美味しい。
先日訪ねてきた娘に3日前に作ったピクルスを出したら「これは美味しい、
帰宅したら早速作りたいので教えて」という。
私の18歳のころに「立体農業」という言葉を掲げて全国に
クルミの木の植樹をしようと言う先生がいた。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島(豊島・テシマ)の出身だということだったが、
そのころ日本はまだまだ戦後の飢えから脱却していなかった。
増える人口の中(現在とは反対ですね)で、食糧困難にどのように
立ち向かうかとその先生は考えていたようだ。
その先生のご専門は何だったのかも、どこの先生だったのかも
覚えていないが、先生はクルミには体が必要としているタンパク質
などの成分が十分に含まれているから、全国にクルミを植えれば
食糧難に対応できる・・と仰って運動を進めていた。
62年前、京都の長岡京市の山間を切り開いて植林作業が行われていて、
私もそれに3か月間ほど参加した記憶がある。
京都のベッドタウンとして大きく栄えた所だから、多分何も残っていないのだろう。
そのころに、保存食の作り方のいろいろを教えていただいた。
ピクルスもそのうちの一つだった。当時はピクルスと言う言葉は
なかったが、保存食の作り方はいろいろなところで役立っている。
ジャム類も同じ要領で作る。
最近は腰痛でキッチンに立つのが辛くなっているが、私の洋ナシジャム
は、なかなかのものなのだ。だが、日本では私の欲しいよ洋ナシが
なかなか手に入らない。
どなたか、熟す前の洋ナシを手に入れる方法を教えてほしい。
酸味と歯ごたえが残るジャムを作りたいから。