今年もツバメが還ってきた。1週間ほど前に、わが家の前の電線に姿を現した。
今のところ6羽だけしか確認できないが番(ツガイ)だとすれば3組ということになる。
夕方になると電線にとまったままで虫などを
食べる。飛びながら虫を捕まえることもできる。
これから巣作りをするのだろう。
昨秋の中秋の名月あたりに姿を消したので、約6か月半ぶりに帰ってきたのだな~~と、感慨無量である。
昨年9月の記事に、ツバメが一斉に南へ向けて飛び立つ生態の中で、
ツバメは、星とか月から情報を得て飛び立つ日を決めるのだろうと。
昨年は中秋の名月の翌日にはツバメの姿がなかったから
中秋の名月がツバメたちの「合言葉」だったのだろうか。
だとすると、昨年の中秋の名月は例年よりもかなり早い時期だったので
それも不思議なのですね。
何はともあれ、今年も還って来た、私もそれに立ち会えた・・・ということが
嬉しいのです。
ツバメたちは昨年同様に、秋には十数羽に増えていることでしょう。
秋には、子供たちと共に、タイランドからオーストラリア北部辺りまで、
暖かい地を求めて移動するのです。あの小さなかだらで、遠距離飛行とは
なんとすごいことか。ある日に、何千羽という大集団になって、旅立って
行くのだ。さて、今年も中秋の名月の日なのか、旅たちの日を見届けたい
ものだ。